2024.05.04
転職理由を上手に答える方程式
市場情報
転職理由=退職理由+応募動機
退職理由は下記のNG回答をポジティブな伝え方に言い換えてみてください。
応募動機を正しく伝える
- 応募先の企業のどんな所に魅力を感じて、どのように興味を持っているのか
- 応募するポジションの業務内容やチャレンジが魅力的だと感じたところ
- 過去のどんな経験を活かし、新しい職場で貢献できるのか
転職理由のNG回答1:前職の愚痴をこぼす
「愚痴をこぼすためではなく、何のために面接に来たのか考えてほしい」というコメントは面接官がよく話していることです。ネガティブな退職理由よりも、ポジティブな転職理由のほうが説得力があります。ネガティブな発言は「入社しても同じように不満を抱え、結局辞めてしまうのでは?」という印象につながります。
ポジティブな伝え方は重要です。例えば「簡単な仕事しかやらせてもらえなかった」と伝えるよりも、「これまでの経験を活かして〇〇な仕事がしたい。御社でそれが実現できると考えて志望しました。」と前向きに話すようにしましょう。
転職理由のNG回答2:より高い年収が欲しい
仕事内容の話より先に「入社後すぐに年収1,000万円というのは保障されていますか」と聞く人はNGです。給与について質問するのは良いのですが、その前にどんな仕事をやりたいのかといった意思を明確にすることは重要です。人材エージェント経由で応募する場合は、給与の話を自分から切り出すよりも、交渉を担当のリクルーターに任せるのはお勧めです。
転職理由のNG回答3:ワークライフバランス
「御社はワークライフバランスの良い会社だと聞いて、応募したいです。」と言ったら、面接はほば落ちることでしょう。これは面接で絶対言ってはいけない言葉かもしれません。それより、積極的に仕事に携わり、努力したいポジティブな態度を示すのは大事です。
他の前向きな思いに言い換える例
- 「毎日残業が多すぎてしんどい」
→効率的に仕事を進めて成果を出していきたい
- 「営業目標が高すぎて、ノルマがつらい」
→顧客とじっくり向き合って関係を構築していきたい
- 「前の職場の雰囲気が合わなかった」
→新しい挑戦を求めています
- 「仕事の内容が合わなかった」
→新しいポジションでの成長と貢献が見込めると感じました
- 「上司や同僚との関係がうまくいかなかった職場」
→新しい環境で、自分のスキルや経験を最大限に活かせると考えました
- 「命令口調で何もしない上司と合わない」
→責任のある仕事を任されてもっと成長したい